脱毛器はほくろに照射できる?注意点やリスクを紹介!おすすめクリニック4選!

近年、若年層を中心に注目されている「脱毛器」を使用した永久脱毛。

除毛クリームは、肌のたんぱく質を溶かすと言われており、剃刀は肌を傷つけるなど、ダメージが多いため、脱毛器で毛根から処理をする方法が人気を集めています。

「ほくろがあると脱毛器を使用した施術ができない」

「脱毛器のレーザーや光を当てると、ほくろが大きくなる」

「脱毛に行ったらほくろが消えた」

などの噂を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

結論から述べると、ほくろがあっても脱毛器を使用した施術を受けることはできます。

しかし、事前に知っておくべきこともあるため、詳しく解説していきます。

目次

一般的な脱毛(ムダ毛処理)の種類

日本国内で一般的な脱毛(ムダ毛処理)には、「レーザー脱毛」「光脱毛」「ニードル脱毛」の3種類があります

ちなみに海外では、3種類に加えて「ブラジリアンワックス」による脱毛も一般的です。

脱毛機器を使用した施術は、基本的に黒い部分に反応します。

肌色のトーンが暗めだったり、毛の色が薄めだったりすると脱毛器の利用ができないため、ブラジリアンワックスが採用されていると言われています。

レーザー脱毛

レーザー脱毛は、「医療脱毛」で使われる脱毛方法です。

クリニックなど医療機関のみしか利用することのできない出力の高いレーザーでメラニン色素を照射して、毛母細胞から破壊していきます。

レーザー脱毛の場合、少ない回数で高い効果が実感できるので、永久脱毛を絶対に成功させたいという人におすすめです。

また、レーザー脱毛の場合は、医療機関での施術になるため、施術者が医療資格を持っていたり、何かトラブルが起きたりしてもすぐに対処してもらえます。

問題点として挙げられるのは、「価格」と「痛み」です。

医療脱毛は、医療従事者が施術をすること、施術環境が充実していることなどを理由に、ほかの脱毛方法よりも高い料金が発生します。

料金は高いですが、施術回数が少なくすむため、交通費や都度払いの場合は、総合費用で見るとそこまで変わらない場合もあります。

脱毛選びに料金を判断材料としている場合は、回数などもよく確認してみましょう。

また、施術時に使用するレーザー脱毛器の出力度が高いため、光脱毛よりも痛みがでやすく、VIOなどのデリケートゾーンは、多少痛みに耐える必要があることを理解しておきましょう。

光脱毛

光脱毛は、美容脱毛・フラッシュ脱毛などとも呼ばれ、「サロン」で使われる脱毛方法です。

短時間・低価格で永久脱毛ができるため、いちばん利用者が多いのが光脱毛です。

施術中は、照射による強い光から目を守るためサングラスを装着し、光の吸収度を上げながらダメージ軽減の効果があるジェルを身体に塗ってライトで照射します。

【光脱毛の種類】

  • IPL脱毛:インテンス・パルス・ライトと呼ばれる光で照射。痛みが少ないため、敏感肌の人向けの脱毛方法。
  • SSC脱毛:ビーンズジェルとクリプトンライトと呼ばれる光で照射。抑毛効果・黒ずみ解消・毛穴の引き締めなど美容効果が期待できる脱毛方法。
  • SHR脱毛:蓄熱式脱毛とも呼ばれ、成長中・退行中・休止中すべての毛包部分に直接アプローチ。肌トラブルを抱えている人でも利用できる脱毛方法。

どれも肌の表面に出てくる前の毛まで施術できるため、まとまったお金を一度に用意するのは難しいけど脱毛をしたいという方に適しています。

問題点として挙げられるのは、「効果」と「期間」です。

光脱毛は、サロンなどの医療機関以外での施術で、出力度の弱い脱毛器を使用するため、効果が出なかったり、最低でも2年ほどかかると言われています。

ニードル脱毛

ニードル脱毛は、電気脱毛とも呼ばれ、「クリニック」や「サロン」で使われる脱毛方法です。

毛の生えている部分の毛穴に1本ずつ針を刺して、針から電気や高周波を流すことで毛根を破壊します。

ニードル脱毛は、毛根を一本ずつ確実に破壊してくれるため、脱毛効果と持続性どちらも高い期待ができます

また、レーザー脱毛や光脱毛では施術することのできないと言われた人や肌トラブルを抱えている人でも脱毛が可能です。

  • 日焼けしている人
  • 肌のトーンが暗めの人
  • 白髪や色素の薄い毛の人
  • 細い毛の人
  • 肌トラブルを抱えている人

などの理由で脱毛をあきらめていた人はニードル脱毛を検討しましょう。

問題点として挙げられるのは、「痛み」と「施術時間」です。

ニードル脱毛は、毛穴に針を刺して電気を流す施術のため、特に痛みが強く、耐えられずに途中であきらめてしまう人が多い施術方法です。

そして、1本ずつ行うため、必然的に施術時間が長くなり、長い時間を痛みに耐える必要があり、根気よく脱毛に挑む必要があります。

脱毛器でほくろ部分には照射できない理由

「ほくろがあると脱毛できない」と言われていますが、実際には「ほくろに生えている毛を照射することはできない」が正しいです。

そもそも「ほくろ」とは、毛を色づけるメラニンを生成すると言われているメラノサイトが高密度で発生することで発生します。

ほくろができる原因はさまざまですが、主に「摩擦」「紫外線」「妊娠」の3つと言われています。

では、なぜほくろに脱毛器を当ててはいけないのか、3つの理由を挙げて解説します。

脱毛器は黒い色素に反応する

医療脱毛で使われるレーザー脱毛器や、美容脱毛で使われる光(フラッシュ)脱毛器は、黒い色素(=体毛)に反応して照射します。

一般的な日本人の場合、肌のトーンが明るめで体毛は真っ黒です。

そのため、脱毛器を使うことで体毛だけを照射して毛根を破壊し、体毛を薄くしたり、再び生えてくることがないようにしたりする施術ができます。

しかし、身体に黒い色素(=メラニン色素)でできたほくろがあることで、照射されてしまい、毛根ではなくほくろそのものを照射してしまい、肌を攻撃し、肌トラブルを招く可能性があります

ほくろに照射するとほくろの色が濃くなる

脱毛器でほくろを照射するとさまざまなトラブルになる恐れもありますが、ほくろのメラニン色素が刺激されて、さらに濃くなる可能性があります。

「ほくろ除去は、レーザー治療が一般的だから脱毛器の照射で消えたりしないの?」

と考える人もいるでしょう。

実際に、脱毛器の施術を終えて、ほくろが消えた・小さくなった・色が薄くなったという人も一定数いますが、逆にほくろが大きくなったり、濃くなったりした事例もあります。

そもそも、ほくろを消すためのレーザー治療で使用する出力度と、脱毛器が発する出力度は全く違います。

そのため、出力度が違うことで中途半端に刺激されたほくろの色素が悪く作用してしまうと、より一層目立つほくろとなります

そのため、脱毛を行うときは、基本的にほくろを隠したりするなどの工夫をして施術を行います。

ほくろに熱ダメージが加わりやけどする可能性がある

レーザー脱毛と光脱毛は、どちらも毛根を破壊するだけの出力で施術を行うため、それだけ強い刺激をほくろに与えると、やけどをする可能性があります。

症状は、赤み・水ぶくれ・かゆみ・ひりひり感・痛みなど人によって異なります。

全身脱毛などをした場合、複数の箇所に同じ症状が出ると日常生活にも支障をきたします。

ほくろ除去のレーザー治療の場合、複数のレーザー治療機器を併用して施術を行う上に、ダウンタイムのように痛みや晴れが引くまでに数日かかると言われています。

そのため、ほくろにレーザーや光で直接的に照射することは、危険であることを認識しておきましょう

ほくろがある部分の周囲を脱毛する方法

実際に、脱毛器を使用した施術を行う場合、ほくろのある部分には、どのような配慮をする必要があるのか解説していきます。

ほくろに保護シールを貼る

脱毛器は、ほくろのメラニン色素に反応するため、白いシールで保護してあげることで脱毛器のレーザーや光が反応することがなくなります。

この場合、必ず「白色」が推奨されており、絆創膏や色付きのシールを使用した場合、脱毛器がメラニン色素と誤認して反応する場合があります。

保護されているため、直接照射されるほどの痛みや悪い症状が出ることはありません。

しかし、肌トラブルにつながったり、やけどをしたりする可能性があるため注意しましょう。

ほくろをコンシーラーで隠す

白いシールがない場合、コスメのコンシーラーで隠す方法もあります。

ただし、コンシーラーを使用する場合も暗いトーンのものを使用すると、脱毛器がメラニン色素と誤認して反応する場合があるため、できるだけでライトカラーをしようしてください

そして、コンシーラーを塗る場合は、しっかりと厚塗りをしてほくろの黒い部分が完全に覆いかぶさるように隠しましょう。

ほくろを避けて照射する

基本的にどの医療脱毛クリニックも、美容サロンもほくろに直接脱毛器を当てることはありません。

脱毛を検討している場合、クリニックやサロンに行ってカウンセリングから行うのが一般的ですが、その際に施術を断られてしまう場合があります。

  • 肌のトーンが暗い
  • 日焼けしている
  • タトゥーを入れている

など、脱毛器が体毛以外に反応してしまう可能性がある場合は、レーザー脱毛や光脱毛ができないことがあります。

それだけ、レーザー脱毛や光脱毛は、黒い色素には注意が必要です

ただし、ほくろの場合は日焼けやタトゥーと異なり部分的なため、ほくろに直接照射しないように対処することができます。

脱毛器の照射出力を下げる

ほくろが広範囲にわたってあり、隠したり避けたりして施術することが難しい場合、レーザーや光の出力を下げることでほくろへの刺激を抑制する効果が期待できます。

出力が強い場合、その分、ほくろのメラニン色素に強く反応して、やけどや腫れ、痛みなどの肌トラブルに繋がってしまいます。

ただし、本来の脱毛施術で必要な出力レベルを下げることによって、脱毛効果が弱くなったり、脱毛卒業までに通常より長い期間通うことになるかもしれません。

さらに、通う回数が増えたり、通う期間が延びたりした場合、別途料金が発生することも少なくないです

料金を抑えたい場合はシールやコンシーラーなどで対処するのが良いでしょう。

ほくろがある部分の脱毛におすすめの美容クリニック4選

ほくろがある部分の脱毛を安心安全に施術してもらうためにおすすめの美容クリニックを4つご紹介します。

今回ご紹介する4つの美容クリニックはすべて医療機関での施術になります。

専門のお医者さんや看護師さんによってカウンセリングから施術、アフターフォローまで担当してもらえます。

レジーナクリニック

【おすすめポイント】

  • 医師と女性スタッフのダブル体制でカウンセリング
  • カウンセリング当日に契約する必要はなく、勧誘などもない
  • 施術が原因でトラブルが起きた場合は、医師の診察・処方を無料で対応

レジーナクリニックは、患者の肌質や毛質に合わせた出力を設定して脱毛施術を行う一流の医療脱毛クリニックです。

レジーナクリニックでは、ほくろに直接レーザーを照射することはありません。

「 ほくろを避ける」「シールで保護」などの方法を使うので、ほくろがあっても医療脱毛の施術が受けられます

また、ほくろを除去してから医療レーザー照射やニードル脱毛の方法も選択肢にあるため、無料カウンセリング時に相談してみましょう。

項目内容
施術内容
(脱毛方法)
医療レーザー脱毛
照射可能部位フェイス/両脇/両腕/両脚/VIO/うなじ/上半身/下半身/ 脚全体/おしり/ 膝上(太もも)/ひざ下(ひざ~足首)
費用【全身脱毛ライト(5回)】
月額:4,700円
総額:207,900円
【全身+VIO脱毛(5回)】
月額:6,800円
総額:300,300円
【全身+顔脱毛(5回)】
月額:7,100円
総額:313,500円
【全身+VIO+顔脱毛】
月額:9,200円
総額:405,900円
【部位脱毛】
42,900円~
無料カウンセリングあり
キャンセル料【照射日2営業日前の20時まで】
無料
【期限を過ぎた場合】
1回分消化扱い
支払方法・現金
・クレジットカード(一括・分割)
・医療ローン
メンズ脱毛あり
※料金は全て税込表示です。 

湘南美容クリニック

【おすすめポイント】

  • 年間308万人が来院している大手医療クリニック
  • 患者ファーストのカウンセリング
  • 施術に伴う薬の処方などは完全無料

テレビCMなどでもお馴染みの湘南美容クリニックは、全国に100店舗以上構えている医療脱毛クリニックです。

湘南美容外科クリニックでは、ほくろのメラニン色素が薄く肌への影響が少ないと医師が判断した場合は、施術を行います。

また、医師によって肌トラブルの可能性があると判断された場合、保護シールなどを使って照射を避けますが、基本的にすべて専門医が適切な判断をしてくれるので安心です。

万が一、肌トラブルが起きても、症状に合わせて適切な対処法をとってくれるので、基本的にはほくろがあっても施術を受けることができます

項目内容
施術内容
(脱毛方法)
医療レーザー脱毛
照射可能部位フェイス/両脇/両腕/両脚/VIO/うなじ/顔/鼻下/あご/顎下/胸/腹/背中
費用【フェイス(6回)】
50,600円
【パーフェクト全身コース(6回)】
297,000円
【顔・VIO除く全身コース(6回)】
244,200円
【手足すっきりセット(6回)】
213,880円 
【VIO(6回)】
54,000円
【Sパーツ(6回)】
29,280円
【Lパーツ(6回)】
82,500円
無料カウンセリングあり
キャンセル料【施術2日前の23時まで】
無料
【期限を過ぎた場合】
3,000円
支払い方法・現金
・デビットカード
・クレジットカード
・ビットコイン 
・メディカルローン
メンズ脱毛あり
※料金は全て税込表示です。 

エミナルクリニック

 【おすすめポイント】

  • より短い期間での脱毛卒業が期待できる
  • 常に最新の技術・理論を導入
  • 従来の半分の時間で施術を完了

エミナルクリニックは、最新の脱毛機器・技術を導入して、痛みを最大限抑えた施術を提供している医療脱毛クリニックです。

エミナルクリニックでは、ほくろに限らずシミや色素沈着などの色の濃い部分は、照射を避ける方針で施術を行います。

施術前に体の状態を医師がチェックしてくれますが、大きなほくろや気になる部分があれば、カウンセリング時に自分から申告しましょう。

照射後は、看護師から肌の状態をチェックしてもらえたり、痛みがある場合は抗炎症剤を無料で処方してもらえるので、安心です

項目内容
施術内容
(脱毛方法)
医療脱毛レーザー
照射可能部位両腕/両脚 /脇 /胸/腹/うなじ/背中/おしり /VIO/顔
費用【全身+VIOプラン(5回)】
129,000円~
【全身+顔+VIOプラン(5回)】
185,000円
【全身プラン(5回)】
129,000円
【全身+顔プラン(5回)】
185,000円
無料カウンセリングあり
キャンセル料【施術日の2日前まで】
無料
【期限を過ぎた場合】
以下のいずれか
・施術1回分の消化
・キャンセル料10,000円
支払方法・現金
・クレジットカード
・デビットカード
・医療ローン(分割)
メンズ脱毛あり
※料金は全て税込表示です。

ソノクリニック

【おすすめポイント】

  • 安全性・確実性の高い脱毛効果が期待できる
  • 毛周期を把握することですべての毛を一度に破壊する
  • 永久脱毛に近い状態に仕上げることができる

ソノクリニックは、医療機関のみで使用できる安全性と脱毛の硬化性の高い脱毛器を使って施術をする医療脱毛クリニックです。

ソノクリニックの公式サイトには、ほくろのある部分の脱毛施術についての記載はありませんが、ほくろやあざの除去をするためのレーザー治療に対応しています

そのため、同じレーザー治療でも脱毛とほくろ治療では、レーザーの出力度が異なることは間違いないです。

ほくろのある場合はレーザーを避けたり保護シールを用意してもらえる可能性が高いです。

無料カウンセリング時に、ほくろのある部分についての施術方法は自分で確認しましょう。

必要に応じて自分で保護シールを用意しておくのも安心です。

項目内容
施術内容
(脱毛方法)
医療脱毛レーザー
照射可能部位脇/顔/肘/手/太もも/脚/背中/腹/胸/VIO/おしり /うなじ
費用【太もも+ひざ下(6回)】
107,200円
【肘上+肘下(6回)】
72,900円
【太もも+肘上(6回)】
98,600円
【VIO(6回)】
77,200円
【口回り(6回)】
49,300円
【四肢(6回)】
180,100円
【全身脱毛(都度)】
96,400円
無料カウンセリングあり
キャンセル料3,300円
メンズ脱毛あり
※料金は全て税込表示です。 

脱毛器の照射に関するよくある質問

ほくろと脱毛器の照射について、多く寄せられる不安や疑問を解決していきましょう。

ほくろに誤って照射してしまった場合はどうしたらいいですか?

通常、どこのサロンもクリニックも、ほくろを脱毛器で照射してはいけないと認識しているため、カウンセリングや施術前チェックでほくろの位置を把握します。

保護シールやコンシーラーで隠したり、施術者がほくろを避けたりして照射するのですが、確認不足や技術ミスによって直接照射してしまう可能性が拭えません。

万が一、ほくろに脱毛器の照射をしてしまった場合、レーザーや光がほくろを体毛と誤認します。

バチっとゴムではじかれたような痛みを伴ってやけどのような状態になることが想定されます。

脱毛器は、体毛に含まれているメラニン色素に反応して毛根を破壊する仕組みになっています。

ほくろはメラニン色素を作る細胞が変形して固まったものなので、当然脱毛器の照射対象になってしまいます。

毛根のひとつひとつは小さいので破壊されるだけですが、ほくろは毛根と比べて照射範囲が広いため、肌トラブルに直結する可能性が高いです。

やけどのほかにも、腫れたり水ぶくれになったり痛みが出たりしますが、施術中の肌トラブルはアフターケアとして無料で対処してくれるクリニックやサロンがほとんどです。

対処してもらえるといっても跡が残ったり、日常生活に支障をきたす痛みが出たりする可能性があります

脱毛施術を受ける前に自分自身でほくろの場所を把握しておくと安心です。

脱毛器の照射出力を下げた場合、脱毛の効果に影響しますか?

結論から述べると、脱毛器の照射出力を下げた場合、毛質によっては脱毛の効果は多少異なります

脱毛器には、レーザーや光の出力度を表す「ジュール」というエネルギー単位があり、脱毛についていて表示されたことのある人もいるのではないでしょうか。

ジュールが脱毛器のレーザーや光の出力度(パワー数値)と聞くと、数値が高ければ高いほど脱毛効果があると思われがちですが、実は間違った認識です。

出力度が高くなるほど毛根へのダメージが強くなるため、元々体毛が濃い人や太い毛で脱毛施術を検討している場合、効果が期待できる場合もあります。

しかし、出力度を高くするということは、毛根への刺激が強くなるため、やけどのリスクが高くなります。

そのため、敏感肌の人や体毛の少ない人、毛が細い人などは出力度が高くなくても十分な効果を実感できる上に、肌トラブルのリスクを抑えることが可能です。

たとえば、身体の一部に広範囲にわたってほくろがある場合、すべてを保護シールやコンシーラーで隠したり、ほくろを避けて照射したりする施術が難しい場合があります。

そんな時、通常の照射出力を抑えることで、ほくろへの刺激を最小限に抑えながら毛根破壊ができるのです。

多くのクリニックやサロンは、ほくろへの照射が危険であることを認識しているため、身体にほくろが多い場合の施術をお断りされてしまうケースが多いです。

ただし、カウンセリングでは照射テストをしてくれるので、そこで問題がないと判断された場合、出力度を下げて施術を行うケースもあります。

毛質によって、照射出力を下げても効果に変化がない場合はよくあります。

カウンセリングを受けて専門家からのアドバイスを元に、脱毛施術を受けるかどうか検討しましょう。

ほくろ部分を脱毛したい場合どうしたらいいですか?

メラニン色素によって、ほくろから太い毛が生えてくる場合がありますが、ほくろに直接照射することができないため、どうしても脱毛を希望する場合は、ニードル脱毛が推奨されています。

ニードル脱毛は、毛穴に針を刺して電気を通すことで毛根を破壊する方法ですが、医療脱毛と同様の扱いになるため、施術による効果は非常に高いです。

ただし、1本ずつ施術するため時間がかかるだけでなく、レーザー脱毛や光脱毛以上の痛みに耐える必要があるのが懸念点です

しかしほくろのみの場合、数が少ないので全身脱毛よりは気軽に受けられるでしょう。

まとめ

この記事では、脱毛で懸念されるほくろの問題について詳しく解説しました。

ほくろには、体毛と同様にメラニン色素が含まれており、一般的な脱毛器はメラニン色素に照射反応するため、ほくろに直接照射することはできないことが分かりました。

ただし、ほくろがあるから脱毛器が使えないというわけではなく、ほくろを隠したり、避けたり、出力度をさげたりするだけで問題なく施術を受けられます。

万が一、脱毛器の照射が直接ほくろに当たってしまうと、やけど・水ぶくれ・腫れ・痛みにつながる可能性があるため注意が必要です。

「実績がある」

「アフターフォローをしてくれる」

「事前カウンセリングを行っている」

など安心して施術ができるクリニックやサロンを選ぶことで多くのリスクを未然に回避することができるでしょう。

※本記事の情報は2022年7月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
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<参考>
BRAIN CARE CLINIC~magazine~
レジーナクリニック
・湘南美容クリニック
・エミナルクリニック

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