低用量ピルをオンライン処方しているおすすめクリニック15選|診療・購入まで流れを解説

体の不調改善や妊娠を予防する目的で、低用量ピルの服用を検討している方も多いでしょう。

しかし、低用量ピルを購入するためにクリニックへ行く時間がない方や、クリニックに入るところを友人や家族に見られることが不安な方も多いのではないでしょうか。

低用量ピルはクリニックで処方する方法以外に、オンライン診療を受けて郵便で届けることも可能です。

本記事では、オンライン診察を受けて低用量ピルを購入する方法や、おすすめのクリニック15院を紹介します。

低用量ピルのオンライン診療の流れやメリット、注意点もあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

実績・安全性重視!
おすすめオンラインピル3社比較

スクロールできます

提供:CLINICFOR

提供:メデリピル

提供:DMMオンラインクリニック
クリニック名クリニックフォアメデリピルDMMオンラインクリニック

ピルの種類

13種類

14種類

13種類

診察実績

100万件以上

満足度98%

業界大手

最短到着

最短翌日

最短翌日

最短当日

来院診察

可能

不可

不可
予約受付08:00~23:00※124時間08:00~21:45
診察料金1,650円1,650円無料
送料550円/回550円/回550円/回
詳細公式サイト公式サイト公式サイト
※価格はすべて税込表記です。※1診療時間は土日祝日をはじめ日によって異なる場合がございます。
目次

低用量ピルをオンラインで買うときの選び方

低用量ピルをオンラインで購入できるクリニックはいくつかあり、迷ってしまう方も多いでしょう。

そのため、クリニックを選ぶ際のチェックポイントを紹介します。

料金は相場より高すぎないか

低用量ピルが保険適用で処方されるケースは少なく、クリニックごとに料金が異なります。

同じ種類の低用量ピルでも約1,600円~3,000円まで料金に幅があるため、種類ごとの相場を確認してからクリニックを選ぶことが大切です。

また、低用量ピルの代金のみならず、送料や診療代もかかります。オンライン診療代は約2,600円〜3,300円、送料は約500円が相場です。

クリニックの公式サイトで料金を確認してから、診察申し込みをしましょう。

取扱いの低用量ピルの種類の豊富さ

自身の目的や体質、症状などに適した低用量ピルを選ぶことが重要です。さらに、低用量ピルは一相性と三相性に分類され、効果が若干異なります。

一相性は1錠に配合されるホルモンの量が1シートすべて同じものです。

一方で三相性は、1錠に配合されるホルモンの量が1シートのなかで3種類にわかれています。

一相性は生理日を調整したい方に適しており、三相性は低用量ピルを服用している期間中も、ホルモンバランスを本来の状態に保てる点がメリットです。

クリニックの公式サイトで、服用を検討している種類の低用量ピルがあるのかを確認しましょう。

長期的に続ける環境や定期便サービスの有無

低用量ピルは毎日服用することで効果を得られる薬です。

診察や低用量ピルのオンライン処方サービスに対応しているクリニックでは、3か月~半年、長いと1年間の定期購入プランが用意されています。

定期購入プランを利用すると送料が無料になる、低用量ピル代が割引されるなどのサービスがあり、出費を抑えられることがメリットです。

さらに、定期購入プランは低用量ピルの飲み忘れ予防にもつながります。

長期的な低用量ピルの服用を検討している方は、定期購入プランがあるクリニックを選びましょう。

リスクや副作用の説明があるか

低用量ピルは薬のため、副作用が出る可能性があります。

クリニックの公式サイトで低用量ピルの副作用に関する記載がある場合も、実際の診察や処方の際に医師からリスクや副作用の説明を受ける場合が大半です。

医師から説明がない場合は診察のみ受けて低用量ピルの処方は断るか、副作用の説明を求めましょう。

また、クリニックごとに副作用が出た際のサポート体制が異なります

万が一、重い副作用の症状が出た場合に医師や看護師、薬剤師などに相談できるのか、質問の受付時間などの確認も大切です。

診察予約のしやすさ

クリニックのオンライン診療や低用量ピル処方サービスは、公式サイトから予約可能です。

しかし、24時間診療しているクリニックは少なく、通常診療よりもオンライン診療の方が対応している時間が短い場合もあります。

人気のクリニックはオンライン診療の予約が埋まっており、予約できないケースも珍しくありません。

予約システムが利用しやすいのか、自身がオンライン診療を受けられる時間帯の予約枠が空いているのかを確認しましょう。

購入後早く自宅に届くか

オンライン診療でピルの決済まで完了したら、即日に自宅へ配送れるクリニックを選びましょう。

急を要する場合は、即日配送または最短当日発送に対応しているクリニックがよいでしょう。

即日発送は通常送料よりも高い可能性があるため、公式サイトで送料も確認しておくと安心です。

また、すぐにでもピルが手元に欲しい方は、決済確認に時間のかかる決済方法は避けましょう。クレジットカードや電子マネーでの決済がおすすめです。

オンラインで低用量ピルを処方してもらえるおすすめのクリニック15選

実績・安全性重視!
おすすめオンラインピル3社比較

スクロールできます

提供:CLINICFOR

提供:メデリピル

提供:DMMオンラインクリニック
クリニック名クリニックフォアメデリピルDMMオンラインクリニック

ピルの種類

13種類

14種類

13種類

診察実績

100万件以上

満足度98%

業界大手

最短到着

最短翌日

最短翌日

最短当日

来院診察

可能

不可

不可
予約受付08:00~23:00※124時間08:00~21:45
診察料金1,650円1,650円無料
送料550円/回550円/回550円/回
詳細公式サイト公式サイト公式サイト
※価格はすべて税込表記です。※1診療時間は土日祝日をはじめ日によって異なる場合がございます。

オンラインで低用量ピルを購入できるクリニック15院を紹介します。

オンライン診療にかかる料金や受付時間、診療方法を確認し、気になるクリニックをチェックしてみてください。

クリニックフォア

最短お届けピルの種類診療実績

最短
翌日到着

4種類

100万件
以上

こんな人におすすめ!

  • 72時間アフターピルが欲しい
  • ピル以外の悩みも相談したい
  • 安心の大手を利用した

取り扱いピル&料金

タップ/クリックで開く
ピル名通常
料金
定期
料金
ノルレボ
(海外正規品)
8,778円
ノルレボ
(国内後発品)
9,680円
ノルレボ
(国内先発品)
17,600円
※価格は全て税込価格です。
クリニックフォア
ピルの即日
発送条件
16:00までに
決済完了
診療時間8:00~
23:00※1
定期割引
診察料金初診1,650円
再診1,650円
配送料550円/1回
公式サイト今すぐ予約する
※価格は全て税込価格です。※1.診療時間は、土日祝日をはじめ日によって異なる場合がございます

クリニックフォアは低用量ピルの取り扱い数が多く、ピル代と予約料・診察料が1,650円、送料550円で利用できます。

2回目以降は診察がなくてもピルの補充ができ、定期配送にも対応しているため薬の購入し忘れが防げます。

定期配送にすれば通常価格よりも15〜57%割引となるため、低用量ピルをお得に購入したい方におすすめです。

ただし、オンライン診療のため診察時間が約15分と短い点に気をつけましょう。

スマルナ

スマルナ
提供:スマルナ
最短お届けピルの種類診療実績

最短翌日

約10種類

100万ダウンロード
こんな人におすすめ!
  • なるべく安く手軽にピルが欲しい
  • 匿名配送して希望している方
  • 専門家に無料で相談したい

取り扱いピル&料金

タップ/クリックで開く
ピル名通常
料金
定期
料金

1シートずつ決済プラン
※1年分処方(12シート)
※1シートの料金

2,380円~

※価格は全て税込価格です。
スマルナ
ピルの即日
発送条件
18:00までの決済
診療時間24時間診察受付
※医師の診察可能時間は、問診後、医師選択画面からご確認いただけます。
※アプリ内「医療相談室」における助産師・薬剤師からの返信は、10〜18時となります。
定期割引
診察料金1,500円
配送料※配送料はおくすりの値段に含まれております。
公式サイト今すぐ予約する
※価格は全て税込価格です。

スマルナは提携しているクリニックの医師がオンライン診療に対応しています。

全国各地の医療機関や病院で働く医師が対応するため、オンラインでもしっかりと対面診療に近い診察を受けたい方におすすめです。

低用量ピルは種類によって料金が異なり2,380円(税込)から購入可能、診察代は1,500円(税込)で送料無料です。

ただし、実際に医療機関で働く医師が対応するため、診察がスムーズにいかない可能性があります。

万が一、半日以上経っても返信がない場合は速やかにカスタマーサポートに連絡しましょう。

DMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニック
最短お届けピルの種類診療実績

最短当日

全13種

業界大手
こんな人におすすめ!
  • 本日中にピルが欲しい
  • 超低容量ピルを継続したい
  • DMMのサービスを利用している

取り扱いピル&料金

タップ/クリックで開く
ピル名通常
料金
定期
料金
マーベロン

3,179円


2,783円
トリキュラー
アンジュ
シンフェーズ
※価格は全て税込価格です。
DMMオンラインクリニック
ピルの即日
発送条件
平日15:30
土日祝日14:30
までに受信された方
※バイク便選択で当日到着可
診療時間08:00〜21:00
定期割引あり
診察料金無料
配送料550円
公式サイト今すぐ予約する
※価格は全て税込価格です。

DMMオンラインクリニックはビデオチャットを利用して、オンライン診療を実施しています。

オンライン診療代は無料で、低用量ピルは3,179円(税込)から、定期便は2,783円(税込)から購入できます。

配送料は550円(税込)ですが、オンライン診療の当日に受け取りをしたい場合はバイク便の料金が加算されます。

DMMオンラインクリニックのオンライン診療は24時間対応で、土日祝日も受診可能です。

また、公式LINEを友だち追加すると、LINEから低用量ピルのまとめ買いや追加購入の申し込みができるようになります。

メデリピル

提供:メデリピル
最短お届けピルの種類診療実績

最短
翌日到着

12種類

診療満足度
98%

こんな人におすすめ!

  • 低用量ピルが欲しい
  • オンラインピルを試したい
  • ピルをまとめて購入したい

取り扱いピル&料金

タップ/クリックで開く
ピル名通常
料金
定期
料金
ドロエチ
5,940円
フリウェルULD
ヤーズフレックス
9,900円
ルナベルULD
ヤーズ11,000円
※価格は全て税込価格です。
メデリピル
ピルの即日
発送条件
17:00までに
決済完了
診察時間10:00〜23:00
定期割引初回ピル代無料
(定用量ピル限定)
診察料金無料
配送料550円
公式サイト今すぐ予約する
※価格は全て税込価格です。

メデリピルは「定期プラン」「3シートプラン」「6シートプラン」の3種類のプランから選べます。

どのプランも料金は2,970円(税込)ですが、3シートプランは通常550円(税込)の送料が1回分無料、6シートプランを選択した場合は送料が完全無料になります。

低用量ピルをまとめて購入したい方は、ぜひ一度メデリピルで診察を受けてみてください。

ルサンククリニック

ルサンククリニックはオンライン診療代が1,650円(税込)、低用量ピルは月額2,673円から購入可能です。

定期便を選択すると、再診料が無料になります。

また、オンライン診療は24時間対応しており、電話やビデオ通話で受診できるため、アプリのダウンロードや専用サイトへの登録は不要です。

エミシアクリニック

最短お届けピルの種類診療実績

最短
当日到着

2種類

LINE登録者
23万人突破

こんな人におすすめ!

  • ピルをコスパで選びたい
  • ピルの種類にこだわりなし
  • ピルを定期的に続けたい

取り扱いピル&料金

タップ/クリックで開く
ピル名通常
料金
定期
料金
ヤスミン
(1ヶ月分)
4,125円
(1ヶ月毎)
ヤスミン
(2ヶ月分)
9,900円7,750円
(2ヶ月毎)
ヤスミン
(3ヶ月分)
13,750円11,375円
(3ヶ月毎)
ヤスミン
(6ヶ月分)
24,750円23,250円
(6ヶ月毎)
※価格は全て税込価格です。
エミシアクリニック
ピルの即日
発送条件
17時までの手続き完了
診察時間10:00~21:00
定期割引あり
診察料金無料
配送料無料
公式サイト今すぐ予約する
※価格は全て税込価格です。

エミシアクリニックは来院なしで最短1時間後にアフターピルを処方してもらえます。

低用量ピルの料金は診察料と送料などの追加費用はなしで、月額3,240円(税込)から購入できます。

予約不要ですぐに医師の診療を受けることができるので、すぐに低用量ピルを利用したい方におすすめです。

また、最短1時間で届く超特急便は関東エリア(東京・埼玉・神奈川・千葉)にお住いの方で、バイク便サービスが受けられます。

エニピル

エニピル
提供:エニピル
最短お届けピルの種類診療実績

最短翌日

全18種

あり
こんな人におすすめ!
  • オンラインでピル処方して欲しい
  • 後払いで決済したい
  • 中身がわからないように配送して欲しい

取り扱いピル&料金

タップ/クリックで開く
ピル名毎月発送プラン12か月一括発送プラン
ファボワール2,563円30,756円
ラベルフィール
トリキュラー
シンフェーズ
アンジュ
マーベロン
ルナベル配合錠LD8,140円97,680円
フリウェル配合錠LD3,663円43,956円
※価格は全て税込価格です。
エニピル
ピルの即日
発送条件
15:00までに
購入完了
診療時間24時間いつでも可能
定期割引
診察料金2,200円
配送料550円
※価格は全て税込価格です。

エニピルは迅速に診療してもらえるオンラインサービスです。ピルの種類が18種類と豊富なのも特徴的です。

低用量ピルの料金は月額2,563円(税込)からと、オンライン診療のなかでも安価で購入できます。

診療は毎日24時まで対応しており、仕事で帰宅が遅くなりがちな方でも受診しやすいでしょう。

なお、電話のみの診療で問題ない方はぜひ利用してみてください。

レバクリ

レバクリは定期配達と単発配達で続けやすいことが特徴のオンライン診療サービスです。

低用量ピルの料金は1シートあたり月額2,600円(税込)になります。

定期プランの場合は初月無料になるため、定期で購入することが決まっている方は定期プランがおすすめです。

また、Web上で予約状況も確認できるため、忙しい方でもスキマ時間を利用して予約ができます。

ルナルナおくすり便

ルナルナおくすり便は低用量ピルのみを取り扱うオンライン診療サービスです。

初回時に診療代がかかりますが、毎月利用する方には定期配送便サービスを活用しましょう。

低用量ピルの料金は初診料1,500円、1シート2,937円で送料が含まれた価格設定になります。

キャンセル料は次回決済の前日までに手続きをおこなえば、キャンセル料なしで解約ができます。

ピルマル

ピルマルは女性医師による産婦人科医が診察をおこなうため、男性医師に抵抗がある方でも安心して利用できるオンラインクリニックです。

低用量ピルの料金は1シートあたり月額2,641円(税込)で診察料はかからないため、ピルの服用に不安を感じる方にとって相談しやすいことがメリットです。

ピルマルの公式サイトで常に予約状況を確認できるため、空き時間を利用して手軽に予約が取れます。

マイピル

マイピルはピルに特化したオンライン診療サービスです。

提携クリニックの産婦人科医師による適切な診察のもと、安全にピルが処方されます。

低用量ピルの料金は診察料が1,650円(税込)、通常処方で1シート2,959円(税込)から購入できます。

東京23区に限られますが、最短当日でピルの受け取りが可能です。学生は配送料が毎回無料になる学割が適用されるため、さらにお得に購入できます。

ケイ・レディースクリニック

ケイ・レディースクリニックは実際に新宿に店舗があるオンラインクリニックです。

「モーニングアフターピル」というオリジナルピルも処方しています。

低用量ピルの料金は1シート3,300円(税込)に、診察料1,000円、送料+手数料660円(税込)がかかります。

ほかのクリニックに比べると料金は高い印象ですが、返金保証制度や診療所が実際に存在する点において安心感があります。

おうちでクリニック

おうちでクリニックはインストールが不要の、Webアプリからの受診に対応したオンラインクリニックです。

低用量ピルの料金は診察代1,650円(税込)、月額2,783円(税込)からとなります。別途550円の送料もかかる点も注意しましょう。

おうちでクリニックではピル処方に年齢制限が設けられており、18〜40歳までの方が対象者です。

Pills U(ルサンクリニック)

Pills Uは低用量ピルのみ取り扱っているオンライン診療サービスです。

低用量ピルの料金は初診料と更新時診療が1,650円(税込)、1か月あたり2,970円(税込)になります。

家族や同居人に気づかれたくない方のために、配送時は「化粧品」として届くよう配慮されており、誰にも知られずに購入できます。

med.

med.はSBC湘南美容クリニックが提携しており、同クリニックの医師による診察が受けられることが特徴です。

低用量ピルの料金は3,506円(税込)です。送料が全国一律550円かかりますが、1万円以上の購入で送料は無料となります。

ピル以外にもダイエットや美容、花粉症などによい薬やサプリを取り扱っています。

目的別おすすめオンラインクリニック

低用量ピルのオンラインクリニックは多数存在します。

ここでは、目的別でおすすめのオンラインクリニックを比較検討しながら紹介します。

初心者におすすめ

低用量ピルをオンラインではじめて購入する方は、クリニックフォアがおすすめです。

クリニックフォアの診療実績は100万件以上を誇る大手クリニックのため、安心して購入できます。

全国に実店舗を展開しており、信頼できるオンライン診療サービスです。

診察・送料無料でおすすめ

診察や送料で追加費用をかけたくない方はピルマルがおすすめです。

何度でも診察料が無料のため、余計なコストをかけず安心してはじめられるのはお得です。

さらに、予約枠に空きがあれば当日診察も可能なので、今すぐに相談したい方に適しています。

診療時間が長くておすすめ

診療時間の長さは重視したい方は、24時間相談可能なクリニックとしてスマナルがおすすめです。

ピルの不安なことや心配事がある場合は、時間関係なくいつでも気軽に相談したいものです。

忙しい方や休憩時間の合間でも、自身の好みのタイミングで診察を受けられます。

解約しやすくておすすめ

低用量ピルは長期的な服用が必要なピルですが、万が一副作用が生じたり自身の体に合わなかったりする場合は、継続することが難しくなります。

エミシアクリニックなら解約金がかからないため、いつでも解約しやすいことがメリットです。

無駄な費用が発生しないため安心して利用できます。

ピルの種類

ピルにはさまざまな種類がありますが、それぞれ効果や特徴が異なります。

ここでは、ピルを大きく4種類に分けて解説します。

低用量ピル

低用量ピルの役割は、避妊や月経の不快症状の緩和に効果があります。

気分の浮き沈みや生理痛、腰痛、肌荒れ、生理不順の解消を目的に処方されます。

低用量ピルはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類の女性ホルモンを合わせてできた薬です。

1日1錠決まった時間に服用すれば、99%以上の避妊効果が期待できます。

超低用量ピル

超低用量ピルは主に月経困難症や子宮内膜症の治療に用いられます。

保険が適用されますが、日本では現在、避妊目的で処方されていません。

超低用量ピルに含まれるエストロゲン(卵胞ホルモン)が、00.3mgよりも少ない薬です。

中用量ピル

中用量ピルは生理移動や月経移動をしたい方におすすめです。主に月経困難や避妊目的、生理不順、月経過多の治療に用いられます。

中用量ピルにはエストロゲン(卵胞ホルモン)が0.05mg以上含まれており、低用量ピルよりも配合量が多いため、副作用が強く現れる可能性があります。

性交後72時間以内に服用すれば80%以上の高い避妊効果を期待できることから、緊急避妊薬としても使用されることもあります。

アフターピル

アフターピルは望まない妊娠の可能性がある性交後に、緊急的に用いられる薬です。

避妊に失敗してしまったとき、72時間以内に服用することで高い避妊効果がき期待できます。

服用するまでの時間が早ければ早いほど妊娠阻止率も高くなるため、即日発送に対応しているクリニックを選ぶとよいでしょう。

低用量ピルの種類

低用量ピルは世代によって種類が分かれています。ここでは、各世代の低用量ピルの特徴について解説します。

第一世代ピル

第一世代はオーソM、シンフェーズなどが代表的です。

日本で最初に承認された種類であり、生理痛や生理の出血量の軽減にも役立ちます。また、月経困難症や子宮内膜症の治療薬としても使用されています。

ただし、第一世代のピルは他の世代のピルと比較して、不正出血が起きるリスクが高い点がデメリットです。

第二世代ピル

第二世代はレボノルゲルトレルという黄体ホルモンが含まれている点が特徴的です。

代表的なピルは、以下の通りです。

  • トリキュラー
  • アンジュ
  • ラベルフィーユ

レボノルゲストレルが含まれていることで生理周期が安定し、不正出血が少なくなるといわれています。

第三世代ピル

第三世代のピルにはデソゲストレルというホルモンが配合されており、ニキビや肌荒れの改善が期待できます。

マーベロンやファボワールなどが第三世代の代表的なピルです。

ただし、第三世代のピルは血栓症のリスクが高いといわれているため、服用前には医師の診察を受けましょう。

低用量ピルの服用方法

低用量ピルは生理1日目から服用を開始します。毎日同じ時間に低用量ピルを1錠ずつ、シートに記載された順番で服用します。

低用量ピルを服用する時間は、自身で決めましょう。

たとえば、入浴後や就寝前に飲むなど、生活習慣にあわせると飲み忘れを防げます

低用量ピルの効果

低用量ピルは排卵を抑制し、妊娠を防ぐ目的で作られました。

しかし、生理周期を一定に保てるため、仕事やプライベートの予定を立てやすいことや、ホルモンバランスを調整し月経前症候群を防ぐなどの効果も注目されています。

ここからは、低用量ピルの主な効果を紹介します。

妊娠を防ぐ

低用量ピルは女性が実施できる避妊方法の1つです。低用量ピルにより排卵を抑制し、妊娠を防ぐ効果が期待できます。

排卵の抑制による避妊効果は、約99%ともいわれています。

低用量ピルで妊娠を防ぐためには、生理1日目から服用する場合が大半です。服用した当日から妊娠を防ぐ効果が期待できます。

生理周期5日目以内に低用量ピルの服用をはじめると、ほかの避妊方法と併用する必要がありません。

ホルモンバランスの調整

女性の体内でも男性ホルモンが生成されており、ホルモンバランスが乱れると男性ホルモンの量が増えます。

男性ホルモンの生成量が増えると皮脂の過剰分泌により毛穴が詰まるほか、肌トラブルにつながります。

低用量ピルには男性ホルモンの生成を抑える作用があり、ニキビの治療にも有効です。

そのため、ホルモンバランスの乱れによる肌トラブルや、情緒不安定などの症状の緩和にも役立つでしょう。

生理痛の症状の改善

低用量ピルは黄体ホルモンと卵胞ホルモンが配合されており、排卵を抑えることが特徴です。

同時に子宮内膜の増殖も抑制され、子宮内膜が厚くならず収縮運動も抑制されます。

生理痛は子宮の過剰な収縮運動が原因のため、低用量ピルの服用で痛みの緩和効果が期待できます。

PMSの改善

低用量ピルは継続して服用すると女性ホルモンのバランスが整ってきます。

PMSの不調は黄体ホルモンのバランスによって起こるもので、ピルを服用することでPMSの症状が軽減され、生理前の不調緩和に役立ちます。

生活の質の改善に大きなメリットをもたらすため、医師が処方する低用量ピルを服用しましょう。

低用量ピルの副作用

低用量ピルはさまざまなメリットや効果がある薬です。

しかし、飲み始めた直後はホルモンバランスが変化するため、副作用が出る可能性があります。

低用量ピルの副作用症状

低用量ピルの副作用は主に次のとおりです。

  • 眠気
  • 吐き気
  • 不正出血
  • 下腹部の痛み
  • むくみ
  • 胸の張り
  • 精神的な症状

低用量ピルの副作用は一時的なものです。1~3か月服用すると女性ホルモンのバランスが整うため、症状は徐々に改善していきます。

低用量ピルの副作用が重い場合

低用量ピルで重い副作用が出た場合や症状が長い間続く場合は、診察を受けたクリニックに相談する必要があります。

低用量ピルの副作用によっては低用量ピルの種類を変更したり、副作用を抑える薬を追加で処方したりなどの対策が取られます。

また、低用量ピルは頭痛や吐き気など軽い副作用のみならず、重い副作用として血栓症になるリスクもあることを理解しておきましょう。

血栓症になるリスク

日本産婦人科学会のガイドラインによると、低用量ピルを服用している方が血栓症になる割合は1年間で1万人に3~9人です。

低用量ピルを服用していない方が血栓症になる割合は1年間で1万人に1~5人のため、少し高いことがわかります。

低用量ピルが原因の血栓症は早い段階で発見し、正しい治療をすれば命に関わる確率は低いです。

生活習慣や年齢を問わず血栓症になる可能性は0%ではないため、はじめて低用量ピルを飲む方や継続して飲み続ける際には、定期的な診察や検査を受けましょう。

低用量ピルを買うためのオンライン診療の流れ

オンライン診療の予約から低用量ピルを受け取るまでのステップを確認し、スムーズに購入しましょう。

1:公式サイトで診療の予約

低用量ピルを購入するためには、オンラインもしくは対面で診療を受けなければなりません。

まずは、公式サイトの予約フォームで診療を受けたい日時を選択します。

オンライン診療の予約が完了したあと、診療日時までにWeb問診にも回答しましょう。

2:オンライン上で医師の受診

オンライン診療の予約日時に医師から電話が来ます。

医師に低用量ピルを購入したい理由を伝え、適した種類の低用量ピルを処方してもらいましょう。

3:クレジットカードや銀行振込で支払い

クリニックごとに支払い方法は異なるものの、多くのところではクレジットカードや銀行振込に対応しています。

クレジットカード払いは最短即日、銀行振込を選択した場合は入金確認が取れたあと、低用量ピルが発送されます。

4:郵送や調剤薬局でピルを受け取る

郵送で自宅に届けられるほか、配送センター留めや調剤薬局での受け取りに対応しているクリニックもあります。

自宅への配送を希望する場合はポスト投函になるため、不在時でも低用量ピルを受け取ることが可能です。

多くのクリニックでは荷物の中身が低用量ピルだとわからないように、商品名や梱包方法を工夫しているため安心です。

オンラインで低用量ピルを買うメリット

低用量ピルをオンラインで購入するのは、さまざまなメリットがあります。

それぞれ詳しく解説します。

24時間好きなタイミングで診察が受けられる

ピルのオンライン診療サービスでは、Webから24時間好きなタイミングで診療が受けられます。

Webやアプリ、LINEなどから予約が可能で、スマートフォン1つでピル処方までがスムーズです。

スケジュール調整も簡単におこなえます。

病院に行く手間が省ける

通常、ピルを処方してもらうためには予約を取り、病院に行く必要があります。

オンライン処方サービスを利用すれば、病院へ行く手間を省けます。

自宅からWebで予約を申し込むだけでピルの受け取りまで完了するため、病院での待ち時間や交通費を節約できます。

キャンペーンが豊富にある

多くのオンライン診療サービスでは、低用量ピルを初月無料になるお得なキャンペーンを実施しています。

また継続的な利用で、おまとめ購入や配送無料などのサービスも充実しています。

低用量ピルは長期の服用が推奨されており、少しでもコスパよくサービスを活用しましょう。

手軽に継続利用できる

低用量ピルは定期的な服用が必要ですが、オンライン処方サービスなら定期的なカウンセリングや、ピルの配送を自動化する機能があります。

そのため、手間を省きながら低用量ピルを継続的に利用すること容易です。

自宅にピルを届けてくれるので、ピル購入の手間を最小限に抑えられるため、忙しい方に適しています。

オンラインで低用量ピルを買うときの注意点

オンラインで低用量ピルを購入する際は、基本的に保険が適用されないことや、偽物を購入するリスクなどの注意点もあります。

そこで、オンラインで低用量ピルを購入する前に確認すべきことや注意点を紹介します。

保険適用になりにくい

低用量ピルに保険が適用される条件として、次の3つが挙げられます。

  • 月経困難症や子宮内膜症の治療であること
  • 保険適用の低用量ピルであること
  • クリニックが保険診療を実施していること

低用量ピルを服用する目的は、治療と妊娠を防ぐ目的の2つに分けられます。避妊のために低用量ピルを購入する場合は保険が適用されません。

そのため、オンライン診療でも対面診療でも避妊目的の場合は自費です。

子宮内膜症や月経困難症と診断され、生理痛を緩和する目的で低用量ピルを購入する場合は、治療と判断されるため保険適用になります。

偽薬品を避けるため医師や医療機関から購入する

低用量ピルを購入する際は、クリニックや医師から購入しなければなりません。

SNSや海外の通販サイトで低用量ピルが販売されているケースがあるものの、偽物の可能性があります。

安い料金で低用量ピルを購入できても偽物の医薬品では効果を得られず、健康に悪影響を及ぼすリスクがあるため注意が必要です。

低用量ピルを購入する場合は、必ずクリニックで医師の診察を受けましょう。

オンライン診療では現在の体の状態をしっかりと伝える

オンライン診療では、自身の健康状態や体の悩みを伝えることが大切です。

診療時に伝えるのみではなく、事前に入力するWeb問診票にも、症状や低用量ピルを服用する目的を記載します。

オンライン診療は、対面診療と比較すると患者の健康状態を把握しにくい方法です。

自身に適した種類の低用量ピルを購入するためにも、既往歴や低用量ピルで得たい効果、体調などを正しく伝えましょう。

体に異常が出たときは我慢せずに医者に相談する

低用量ピルにはいくつかの副作用が報告されてはいるものの、低用量ピルが原因である医学的根拠はなく、誤解されている症状もあります。

たとえば、貧血や肌トラブル、体重の増加、味覚の変化、免疫力の低下などは、低用量ピルとの医学的な因果関係が報告されていません。

しかし、低用量ピルを飲むことでホルモンバランスが変化し、体の異常や不調を感じるケースは事実としてあります。

とくに、はじめて低用量ピルを飲む方は、体に異常が出た場合は早めにクリニックに相談しましょう。

薬の飲みあわせによっては効果が出にくい場合がある

低用量ピルと相性の悪い薬やサプリ、飲食物があります。

ほかの薬と併用することで飲み合わせが悪く、低用量ピルの効き目が増減したり、影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。

併用が禁止されているわけではないため、神経質になる必要はありませんが、参考程度に理解しておきましょう。

オンラインで低用量ピルを購入するときによくある質問

オンライン診療を受け、低用量ピルを購入する際の流れや、受け取り方法などに疑問を抱いている方も多いでしょう。

オンラインで低用量ピルを購入する際に、よくある質問を紹介します。

オンライン診療はどのように行われますか?

オンライン診療はスマートフォンやタブレット、パソコンなどの端末を準備しておこないます。

オンライン予約を取り、診察時間がきたら端末上で医師の診察を受けるだけです。

クリニックによっては専用アプリを利用することもあるため、事前に公式ホームページで確認しましょう。

オンラインでピルを購入した場合はどのように受け取れますか?

クリニックによるものの、処方した低用量ピルを自宅で受け取るほか、郵便局留めも可能です。

郵便局留めにすると自宅に届かないため、家族に知られる心配もありません。

オンラインでのピルの購入は保険適用になりますか?

オンライン診療でピルを購入する場合、基本的には自費診療です。

保険適用で低用量ピルを購入するためには検査が必要なため、オンライン診療のみでは保険が適用されません。

低用量ピルは月経困難症、子宮内膜症の治療目的の場合に保険が適用されます。

なお、低用量ピルは保険が適用された場合でも2,000〜3,000円が相場で、自費診療と比較しても料金に大きな差はありません。

低用量ピルの定期プランとは何ですか?

低用量ピルの定期プランは数か月単位、1年単位などの決められた日に低用量ピルが届くサービスです。

低用量ピルの定期プランを提供しているクリニックでは、公式サイトや専用アプリからシート数を管理できるほか、服用の中止や退会の手続きが可能です。

低用量ピルの長期間の服用を検討している方は、定期プランの有無や、サービス内容をチェックしましょう。

低用量ピルは診察しなくても購入できますか?

低用量ピルには副作用や服用方法に注意点があるため、必ず医師の診察が必要です。

診察なしにピルの服用を始めた場合、副作用のリスクが高まり、本来の効果も発揮できない可能性があります。

クリニックに通う時間が取れない方は、オンラインクリニックを活用して医師の診察を受けましょう。

インターネットで個人輸入しても大丈夫ですか?

インターネットで海外製のピルを個人輸入すると、偽造品の可能性や有効成分がきちんと含まれていない可能性があります。

健康被害や副作用のリスクも高く、厚生労働省からも注意喚起されています。

クリニックを受診するよりも安いからといって安易に個人輸入はしないようにしましょう。

低用量ピルは病院とオンラインどちらが安いですか?

低用量ピルの費用は、オンラインや病院、産婦人科で大きな差はありません。

ただし、オンラインでは初診代が無料、送料、交通費などがかからないため、総合的に判断するとオンライン診療の方が安くなります。

まとめ

低用量ピルは妊娠を防ぐ目的や月経前症候群、生理痛の緩和のほか、病気の治療に用いられます。

ただし、生理痛や月経前症候群などの症状が重い方は、病気の可能性があるため注意が必要です。

低用量ピルは種類ごとに飲むタイミングも異なるため、生活習慣に適したものを選ぶことが大切です。

低用量ピルの料金や診療時間、特徴などを比較し、信頼できるクリニックのオンライン診療を受けましょう。

〈参考〉
クリニックフォア(公式サイト)
スマルナ(公式サイト)
DMMオンラインクリニック(公式サイト)

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