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不妊外来(ED症とは・治療方針)

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不妊外来

一般不妊治療を行っています。

当院での治療内容

1.原因検索
初診では問診を行い、妊娠に対する希望や健康状態、月経周期、基礎体温、既往歴などを伺います。
その後、妊娠できない原因を探るための検査へと進みます。
主要な検査には、ホルモンの濃度を測る血液検査や超音波検査、また性感染症の検査が含まれます。
2.タイミング指導
病院では超音波を使って卵胞(卵子の入っている袋)の大きさを確認し、正確な排卵日を推測します。
3.排卵誘発
遅延排卵や排卵障害などの卵胞発育不全の症例に対し、薬剤により卵胞発育を促し、排卵を誘発します。
4.黄体補充療法
排卵後には、受精卵の着床環境を整え、着床を維持するために黄体機能の正常化が必要です。
必要に応じて黄体ホルモン補充を行います。
5.人工授精
男性の精子を元気のいいところだけ濃縮して、排卵期の子宮腔内に注入する方法です。
精子の濃縮には従来の遠心分離法ではなく、精子の遊走能を利用してよりよい精子を選別する最新のキットを用いています。
頸管粘液分泌不全や精子の数が少ない、運動率が低い場合にも有効です。

ED治療

〇EDは年齢に関係なく起こります。 現在成人男性の4人に1人はEDであると考えられています。
〇EDには大きく分けて3つの原因があります。

  1. 機能性勃起障害・・・精神的・心因的な理由により起こります。EDの中で最も多いカテゴリーになります。
  2. 器質性勃起障害・・・陰茎の支配神経、血管などの障害により必要な勃起が得られないタイプです。
  3. 混合性勃起障害・・・①、②が合わさったものです。

ED治療薬

シアリスは米国イーライリリー社によって開発された、世界3番目のED治療薬です。 バイアグラとレビトラに続く薬になります。 アメリカでは2003年に、日本では2007年9月に販売が開始されました。 特許が切れたことに伴い2020年3月にシアリスのジェネリック医薬品が承認され、日本でも販売開始となりました。 当院ではシアリスのジェネリック医薬品の処方を開始しております。

シアリスはバイアグラやレビトラと比較して使用継続時間が長いことが特徴です。

不妊症治療を行う中でのED症に対するアドバイス

当院ではタイミング治療や人工授精を行っていますが、勃起不全や射精障害で悩んでおられる方がいらっしゃると思います。 なかなか相談しにくい内容ではあると思いますが、一度ご相談ください。ご主人に対する治療として漢方やED治療薬があります。特に当院で採用しているED治療薬は持続時間が長く(常に勃起状態になるわけではありません。性的刺激を受けることにより36時間の間、勃起することが可能になります。)タイミングをとる必要がある間、薬の効果が持続することになります。

ED治療薬の料金

薬剤名 費用(税込)
タダラフィル(シアリス) 2,200円~